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- こんな悩みはありませんか？「糖尿病が心配」
糖尿病の症状とは？
空腹時には血糖値が低くなるため、グルカゴン、アドレナリン、コルチゾール等のホルモンが分泌され、血糖値を上げるように作用します。逆に、食後に血糖値が高くなったときに、血糖値を下げるように働く唯一のホルモンがインスリンです。インスリンは膵臓から分泌され、主に血液中のブドウ糖を筋肉や脂肪などの細胞に送り込んで、血糖値を低下させます。この、インスリンの分泌が不足したり、インスリンの分泌のタイミングが遅れたり、インスリンの作用が弱まったりすると、血糖値が上昇し糖尿病となるのです。糖尿病になりやすい体質は遺伝の関与もあります。しかし、糖尿病が増え続けていることからも分かるように、過食、肥満、運動不足等の環境的な要因によって、糖尿病になる可能性は高まります。
早期発見・早期治療が重要です
糖尿病を放置しておくと、さまざまなことが起こります。糖尿病発症から15年で、約半数が出血したり血流が悪くなるなどの網膜症という目の症状を起こします。最終的には網膜剥離、失明などの深刻な視覚障害を引き起こします。現在、成人の失明原因の第一位は糖尿病性網膜症です。糖尿病で高血糖が続くと、腎臓のフィルター機能を担う糸球体が障害され、老廃物が十分にろ過されず体内に蓄積したり、本来はろ過されないはずのたんぱく質が尿中に排出されるようになります。これを糖尿病性腎症といい、日本の透析患者の原因として一番多いといわれています。また、糖尿病により動脈硬化が起こりやすくなるため、狭心症や心筋梗塞などの心臓病、脳出血や脳梗塞などの脳血管障害といった、命に関わる重大な合併症が引き起こされます。また、足の動脈が詰まる下肢閉塞性動脈硬化症が合併することもあり、足の壊疽の原因にもなります。
糖尿病も、早期発見、早期治療が重要です。お気軽にご相談にいらしてください。
